地謡 その2
地謡は、地謡座で前後二列になり、舞台を向いて座ります。
ちなみに、翁のときだけは囃子方の後方に座ることになっている決まりです。

各々扇を持っており、謡う際にはそれを構え、休みの際には下ろします。
地謡は、地頭(じがしら)と呼ばれる存在がコンサートマスターのような役割を持っています。
地頭は以前、一番左前に座しているのが決まりでしたが、全体を統率するために後列中央に位置するようになりました。
また、地謡は意図的に個々の者が声の高さを変えてうたう『ヘテロフォニー』という方法を使っています。