能の舞
前回紹介したような、いろいろな型の連続によって表現される能の所作のまとまりを「舞」と呼びます。
「能の舞はきわめて静的である」という印象が一般的なのですが、「序破急」と呼ばれる緩急があり、ゆっくりと動き出して、徐々にテンポを早くし、ぴたっと止まるように演じられます。
まれに激しい曲ではアクロバティックな演技(飛び返りや仏倒れなど)もあるんです!
しかし、止まっている場合でもじっと休んでいるわけでなく、いろいろな力がつりあったために静止しているだけに過ぎないので、身体に極度の緊張を強いることになります。
それが、内面から湧き上がる迫力や気合を表出させるんですね!