型の基本
型の基本は摺り足ですが、足裏を舞台面につけて踵をあげることなくすべるように歩む独特の運歩法で、これを円滑にやる為には膝を曲げ腰を入れて重心を落とした体勢をとる必要があります。
すなわちこれが「構え」です。
また能は、歌舞伎やそこから発生した日本舞踏が横長の舞台において正面の客に向かって舞踏を見せることを前提とするのに対して、正方形の舞台の上で三方からの観客を意識しながら、円を描くようにして動く点にも特徴があるのです。三方から見えるからこそ、色々と意識しながら動かないといけないですね。
能舞台は音がよく反響するように作られていて、演者が足で舞台を踏む(足拍子)事も重要な表現要素なんです。音も大事です。